マーケットの魔術師 システムトレーダー編~市場に勝った男たちが明かすメカニカルトレーディングのすべ (ウィザード・ブックシリーズ)

完読。システムトレードに関する本。以下はシステムトレードに関する場合において。

  • モンテカルロシミュレーション(月ごとにシミュを分け、それらのすべての組み合わせで最大のドローダウンを計る。)
  • 商品は絶対的な需要に基づいて取引されるが、純粋な価値を伴った株券というものは存在しないことから株式市場ではそれが行われない。
  • 長期トレンドによるトレード、トレンドフォロー。
  • パラメータを変化させても大きく収益が変化しないシステムが望ましい。
  • パラメータを変えてバックテストし、パラメーターを決定することによるカーブフィッティングや最適化の危険性。(再チェック:P.155)
  • シグナルが出てからトレードをするまでの間の時間もパラメータ。
  • パラメーターの意味を調べる。パラメータ意味に見合った再調整。
  • 分散化することによるドローダウンの軽減。
  • ドローダウン軽減のために二種類の戦略を使うことに加え、最適化とカーブフィッテング、過度のフィルターをかけてしまうことを気をつける。
  • 市場に入る前にすべてのルール(撤退、参入、トレード)を決め、ルール通りに行動すること。
  • マーケットインパクトの考慮
  • 資産配分にリスク及び相関を考慮する。
  • ほとんどの場合、シグナルに従わず裁量の概念を取り入れると失敗する。
  • フィルターによって例外的なトレードを過度に排除してしまうことに気をつける。
  • システムは収益を上げる理由が理解できるものでなくてはならない。
  • 先物も活用し相関を下げる。
  • 処女データはシステム作成時にデータに余裕があったときのみとっておくことも考える。
  • 仮説を立ててからそれを検証してシステムを作成する。
  • よい検証結果の周辺で同じような結果が出ていることを確認すること。