P2P調査|ネットエージェント株式会社

面白そうだけれど、公開実験では一つのファイルの妨害拡散防止しか記されていない。違うハッシュ、名前、サイズを持つファイルの拡散については防止できそうに見えない。更に誰も何も意図しなくてもWinny上で拡散されているウィルスによって、漏洩ファイル+ウィルスの、新しいハッシュとファイル名、サイズを持った圧縮ファイルが流通する今のWinnyネットワークに効果はあるのだろうか?
また、漏洩ファイル拡散者がファイルを暗号化し、ファイル名を変え、サイズを変えて、Winnyネットワークで送信可能状態にし、そのファイル情報また暗号化解除キーを掲示板に載せて、そのファイルを欲している人々にその情報を伝えれば、Winnyネットワーク上のデータの取得、またそこからの情報の拡散だけでは漏洩ファイルの拡散は防ぐことが出来ない。
漏洩ファイルの拡散を効果があるように防止するには、それらの情報もきちんと把握して、それら全てのファイルの拡散を防止する必要がある。結局こういう拡散防止は気休めにしかならないと思うのだけれど。利用するところはあるのかなぁ。
個人的には拡散防止システムが法律に抵触しないか興味があるのですが。。